テレフェリコ(ロープウェイ)ピチンチャ山のテレフェリコキトの通りは南北に何本かの道路が通っていて、真ん中が低い。 そして両側(東西側)に向かって上り坂になっている。 ふうちゃんのホームステイの家は、東側の高台にあった。 高台のビルの5階と6階が住まいだったから見晴らしは最高だった。 夜景もとても綺麗だったし、朝日がキラキラと当たるピチンチャ山が真っ正面にそびえ、テレフェリコ(ロープウェイ)がハッキリと見えた。 「上は寒いよぉ!」と言われていたが、一度は登ってみたかった。 「ベラカ」の課外授業として「行きたい、行きたい!」と叫んだんだ。 もちろんオーケーしてもらえて、16人でタクシーに分乗して登り口まで行った。 タクシー代は1人1ドル、テレフェリコ代は1人4ドルだった。 切符売り場に"Tercera edad" (テルセラ・エダド)と表示があった。 シルバー世代のことである。 ふうちゃんは63才だからオーケーかな、と思い、「テルセラ・エダド、ポルファボール?」と言ってみると、すんなり半額にしてくれた。 ずっと後になって、テルセラ・エダドは65才以上とわかった。 ゴメンナサイ! ピチンチャ山は4100mあるから、テレフェリコ(ロープウェイ)では1000m位登るんだ。 かなりのスピードだったよ。 頂上に着いたら、さすがに寒くて、風も強かったし、空気も薄かったけれども、がまん出来ないほどではなかった。 旧市街のパネシージョの丘が下の方に見えた。 ノルテ(北)にある飛行場に発着する飛行機が、オモチャのように眼下を行き交っていた。 ジャンル別一覧
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